中国自動車工程学会と中国自動車工業会は6月12日、工業和信息化部(工信部)の指導のもと「智能網聯汽車産業創新連盟(インテリジェントコネクテッドカー産業創新連盟=CAICV)」を北京で設立した。自動車のスマート化推進を目的としたもので、政策・戦略の研究や技術開発、標準策定、学術交流、人材育成などを行う。自動車関連の企業や団体、情報通信業、研究機関などから98社・団体が加盟している。

 中国の2016年の新車販売台数は、前年比13.7%増の約2800万台と、8年連続の世界一を記録した。人民日報の報道によると、20年までに販売される新車の3分の1にインテリジェントコネクテッドカーに向けたシステムが組み込まれれば、関連産業で1000億元規模の需要が新たに創出されるという。

 工信部が国家発展和改革委員会(発改委)、科学技術部と共同で今年4月に発表した「自動車産業中長期発展計画」では、20年までに運転支援、部分的自動運転、条件付き自動運転システムの新車搭載率を合計で50%以上に、25年までに80%以上にする目標が掲げられた。工信部では今後、インテリジェントコネクテッドカーの産業発展に向けた指導意見も策定する方針。(真鍋 武)