富士通エフ・アイ・ピー(富士通FIP、米倉誠人社長)は9月14日、フィットビット・ジャパン(千川原智康ビジネスディベロップメントマネージャー)の親会社であるFitbitのウェアラブルデバイスとデータを活用した健康ポイントを管理するサービスを、三菱自動車健康保険組合に提供すると発表した。

 今回のサービスは、ウェアラブルデバイスで取得した活動量のデータと、健康保険組合総合情報システム「FUJITSUヘルスケアソリューションFRESHAD」がもつ人間ドックなどの受診情報を、クラウド型のポイントシステム「FUJITSUリテイルソリューションValueFrontポイントサービス」上で健康ポイントとして変換・蓄積し、データ、インセンティブによって被保険者の健康づくりを支援するクラウド型のサービス。10月からのサービス開始を予定している。

 三菱自動車健康保険組合では、より多くの被保険者に参加してもらえる健康ポイント制度を検討。そのなかで今回、富士通FIPのValueFrontポイントサービスに、Fitbitのウェアラブルデバイスとデータ、従来から利用している富士通FIPのFRESHADを連携させた健康ポイントを管理するサービスの採用を決定した。

 同サービスは、Fitbitのウェアラブルデバイスが取得する活動量のデータと人間ドックの受診や保養所の利用などの実績情報を健康ポイントに変換・蓄積するもので、蓄積された健康ポイントに応じたギフトカードなどのインセンティブとの交換によって、被保険者の健康づくりを支援する。サービスのベースとなるValueFrontポイントサービスは、他のシステムとのシームレスな連携が可能な汎用的なインターフェースを備えている。これによって、各データが自動的に取り込まれるため、被保険者がデータを入力する必要なく、健康ポイントを蓄積することが可能となっている。

 三菱自動車健康保険組合では、10月からの「健康ポイント制度」スタートに先立ち、4月から、被保険者のうち希望者に対するウェアラブルデバイスの申し込みを開始。Fitbit製品の洗練された機能やデザインと、自動でポイントが蓄積するという仕組みの手軽さにより、現在までに全被保険者の3分の2強にあたる約1万人の被保険者からの参加申し込みがあったという。

 富士通FIPでは、フィットビット・ジャパンから提供されるデータを活用し、一人ひとりが健康づくりに取り組みやすい仕組みづくりをICTの側面からサポートすることで、組織の健康経営を支援していく考え。