セイコーエプソン(碓井稔社長)とエプソン販売(佐伯直幸社長)は9月26日、レーザー光源搭載プロジェクタの新製品として、明るい常設モデル5機種と、超短焦点壁掛け対応モデル3機種の全8機種を11月から順次発売すると発表した。価格はオープン。新製品を含めたビジネスプロジェクタで、今後1年で約15万台の販売を予定している。

 明るい常設モデルは、1万5000lm(ルーメン)の「EB-L1750U」(ホワイト)、「EB-L1755U」(ブラック)、1万2000lmの「EB-L1500UH」(ホワイト)、「EB-L1505UH」(ブラック)、5000lmの「EB-L1000U」の5機種で、全機種に「4Kエンハンスメントテクノロジー」を搭載した。

 EB-L1750UとEB-L1755Uは、1万5000lmの高光束モデルでありながら、小型化と高効率化を実現。従来機のランプ光源「EB-Z10005U」「EB-Z10000U」と比べて、明るさは約50%向上し、体積約30%減の小型軽量化を実現した。100V電源で駆動が可能なため、導入がスムーズに行えて設置場所の自由度が広がる。また、さまざまな投写距離に対応可能な超短焦点から長焦点まで、11種類の豊富なオプションレンズを用意した。

 オプションレンズの新製品としては、超短焦点ゼロオフセットレンズ「ELPLX02」を追加した。従来レンズ「ELPLX01」が明るさ8000lmモデルまでの対応のところ、ELPLX02は1万5000lm・1万2000lmモデルに対応した。投写距離が確保できない環境でも、1mの投写距離から134インチの大画面投写を可能にし、最大1000インチまで対応する。

 一方、超短焦点壁掛け対応モデルは全機種4000lmで、エプソンとしては初となるレーザー光源を搭載したホワイトボード機能搭載の「EB-1470UT」、電子黒板機能搭載の「EB-710UT」「EB-700U」をラインアップした。部屋が明るいままでも映像をくっきり鮮やかに投写できる。また、WUXGA(1920×1200)と高解像度のため、高精細な図面や項目の多い表などを広範囲で投写できる。さらに、70インチでの投写の場合は投写距離およそ41cmと、ほぼ真上から投写可能な超短焦点モデルとなっている。

 EB-1470UTとEB-710UTは、書き込む板面に合わせて文字や図形をスムーズに書けるソフトとハードの2種類のペン先に対応した電子ペンを用意している。パソコンがなくても、投写面に文字や図形の書き込みが可能。また、EB-700Uは、最大130インチまでの投写と360度全方位設置に対応し、設置場所の自由度が広がり、商業施設や娯楽施設などでのデジタルサイネージや空間演出用途にも利用できる。