ネットワールド(森田晶一社長)は10月26日、Big-Data-as-a-Service(BDaaS)ソフトウェアプラットフォームの大手プロバイダである米BlueDataと代理店契約を結び、Dockerコンテナ上でビッグデータアプリケーションをオンデマンドで展開する基盤ソフトウェア「BlueData EPIC(Elastic Private Instant Clusters)」を、ネットワールドの販売網を通じて日本語サポート付きで発売すると発表した。税別価格は、サブスクリプション(1Physical CPU Core)スタンダード1年で8万円から。

 今回の契約により、BlueDataは日本市場に本格参入することになる。ネットワールドでは、ビッグデータ利用を加速するソリューションとして、Dell EMC、HPE、Cisco、Nutanixやパブリッククラウドベンダーとともに、積極的にプロモーション展開する計画で、BlueData EPICによるBDaaSのデモやPOC環境(Networld BigDataセンター)なども無償で提供していく。

 BlueData EPICは、インフラストラクチャとビッグデータアプリケーションの間にレイヤーを形成し、既存のインフラストラクチャを、オンデマンドで柔軟なマルチテナント環境のプラットフォームに変えることができるソフトウェアプラットフォーム。BlueData  EPICプラットフォーム上でDockerコンテナの技術を活用して、Hadoop、Spark、その他のビッグデータワークロードを展開し、セルフサービスのプロビジョニング、ポリシーベースの自動化、プッシュボタンのアップグレードを提供するシンプルな方法を提供する。

 BlueData EPICを使用して、複数のクラスタが同じデータストレージへのアクセスを共有できるようにすることで、コストのかかるクラスタの広がりをなくし、データの重複問題を軽減できるため、ベアメタル展開に比べて最大75%のコスト削減を実現し、サーバー利用率を最大350%向上することができる。

 なお、BlueDataでは、最近のアップデートとして、GPUアクセラレーションや深層学習(ディープラーニング)ツール(BigDL、TensorFlowなど)のサポートを発表し、これによりBlueData EPIC上でGPGPU環境のマルチテナント化を実現した。また、Amazon Web Serviceに加えて、Google Cloud Platform、Microsoft AzureでBlueData EPICを実行できるようになり、マルチクラウドにも対応した。