ネットワールド(森田晶一社長)は1月18日、理美容室向け毛髪化粧品や各種美容機器などを取り扱う総合美容ディーラーであるきくや美粧堂(増保利行社長)のDB基盤用ストレージ高速化プロジェクトに、ネットワールドが扱う米Pure Storageの高速フラッシュメモリ(SSD)を搭載したオールフラッシュストレージ「Pure Storage」が採用され、本格稼働開始したと発表した。

 今回、きくや美粧堂は業務処理量の増大に対応するため、スマートフォンを活用した新しいアプリサービス、ビッグデータの活用、今後のさらなるサービス展開に向けてリード/ライトの十分な処理性能、レスポンス性能を備え、長期安定稼働可能なストレージ基盤の構築に踏み切った。

 採用したPure Storage製品は、オールフラッシュに最適化されたストレージOS「Purity」によって、性能はもとより、重複排除・インライン圧縮による大幅なデータ削除効果、独自のRAID方式による高い保護性を実現する。また、3年ごとにコントローラを無償提供する「Forever Flash」プログラムにより、常に最新モデルの性能での使用が可能で、構築したシステムを長期間にわたって使い続けることができる。

 システムの導入は、ネットワールドのITパートナーである東芝ソリューション販売(大和田昭彦社長)が行った。同社は当初、ハイブリッドストレージの提案を検討したが、事前検証の結果、性能要求を満たせないことが判明し、ネットワールド支援のもとでPure Storageでの提案に至った。

 新しいストレージ環境は、「Pure Storage FlashArray//M10」の5TBモデルを採用し、昨年5月に本番稼働を開始した。主な導入効果として、「Oracle DB基盤の性能が大幅に向上」「オンライン作業のレスポンスが格段に向上」「リソースを効率よく使用可能」「運用効率化と長期安定稼働」を挙げている。

 きくや美粧堂は、シンプロビジョニングやレプリケーションなどの機能を今後のニーズに応じて活用を検討していく考えで、既存のストレージはバックアップ用途に廻し、本番環境はすべてオールフラッシュ化する計画だ。