日本IBM(エリー・キーナン社長)は、高度な情報セキュリティの専門家からなる「セキュリティー・インテリジェンス・センター」を2月1日に開設する。同センターは、ユーザー企業向けにIBMのセキュリティ関連サービスを総合的に提供するための“司令塔”として機能させる。発足時の人員は約20人で、向こう3年で100人体制に拡充していく方針だ。

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日本IBMの纐纈昌嗣 執行役員セキュリティー事業本部長

 同センターは、セキュリティ研究開発機関の「IBM X-Force」や、サイバー攻撃対策の計画策定から事故対応まで一貫したサービスを提供する「IBM X-Force IRIS」、倫理的なハッカー(エシカル・ハッカー)による診断サービス「IBM X-Force Red」など既存のサービスを総合的、機動的にユーザーへと届ける中核的組織と位置づけている。

 また、セキュリティ人材の育成の役割も担う。センターに所属する高度専門家と、セキュリティ対策の現場仕事をともに経験することで、「セキュリティ人材の育成につなげる」と、日本IBMの纐纈昌嗣(こうけつまさつぐ)執行役員セキュリティー事業本部長は話す。将来的には、ユーザー企業からもセキュリティ人材を受け入れ、ノウハウの共有を進めていきたいとしている。