ネットワールド(森田晶一社長)は1月31日、複合システム検証センター「GARAGE」のハンズオントレーニング環境の再構築で、ハイパーコンバージド・インフラストラクチャ「Nutanix」を導入し、本格稼働したと発表した。

 ネットワールドでは、現在10種類ほどのハンズオントレーニングのプログラムを用意しているが、受講者数やコース数が増加するにつれて、演習用仮想マシンの展開に多くの時間と手間がかかり、また、従来のストレージは圧縮機能しか備えていなかったため、テンプレートや演習環境の管理に必要な容量が確保できなくなりつつあった。1回のトレーニングで最大16人が受講可能で、1人の受講者が最大12台の仮想マシンを稼働させていた。ピーク時には16名×12台=172台もの仮想マシンが稼働するうえに、演習内容によっては16人が同時にVDIを展開するため、性能面でも容量面でもかなり厳しい要求が課せられていた。

 そこで今回、従来は別々だったテンプレート保存ストレージと演習に用いるストレージをNutanixによる単一データストアに変更することで、フルクローン作業が不要になり、新しく構築したハンズオントレーニング環境では、準備時間を3分の1から6分の1に短縮。また、Nutanixはコストを抑えながらインライン圧縮・重複排除機能が利用できるため、データ容量が従来の約3分の1に削減し、今後のコース拡大などにも、十分対応できるようになった。また、ラックスペースについても、サーバーは以前の6Uから2Uへ、ストレージも合わせると20Uから2Uへと、約10分の1に削減した。

 Nutanixに搭載されている差分クローンの処理を高速化する「Shadow Clones」機能なども活用しており、また、機器の状態がクラウドから監視されているため、障害によるトラブルなども未然に防止することが可能。さらに、新機種へのマイグレーションも容易で、将来にわたって安定的なサービス環境を提供する。