ハタプロ・ロボティクス(ハタプロ、伊澤諒太代表取締役)とエス・アンド・アイ(S&I、藤田和夫社長)は1月30日、IBM Watson(Watson)と連携する手のひらサイズのAIロボット「ZUKKU(ズック)」と、IoT型アドテクノロジーサービスの自然な会話による自動応対を組み合わせたソリューションの提供を2月に開始すると発表した。

 今回のWatsonとZUKKUの連携では、Watson Conversationを採用し、ユーザーの日常的な話し言葉での問いかけに対し、親しみのある小型ロボットを通じた音声による対話形式での回答と、画面による視覚情報を提供。社内外のサービスカウンターや受付窓口、KIOSK端末など、さまざまなシーンで利便性の高い自動応対を実現する。

 ハタプロが提供するZUKKUは、「AI/IoTを凝縮させた手軽なサービスロボ」として、これまで高価だったAIロボティクスを安価に提供し、利用する施設や地域の日常を進化させることを目指している。身長わずか10cm、特別な設定が不要なため、どこにでも簡単に設置できる。性別や年齢、表情などを認識し、相手や時間帯に適した情報や広告を多言語で配信できることから、マーケティングや販促活動で効果が期待できると、多くの企業や公共機関から注目を集めている。

 S&Iでは、ZUKKUとWatson Conversation API、さらにAI活用の要と言える「学習データ」を利用用途に応じたインテグレーションとともに、ワンストップで企業や公的機関に提供する。これにより、利用者の意図や問い合わせ内容の文脈を正確に理解したうえで、担う業務に最適化された回答や情報提供を実行することが可能となり、利用シーンが大きく広がる。

 両社は今回の協業により、安価で手軽に導入できるZUKKUを実用的な業務対応AIロボットとして、さまざまな利用用途に向けた導入を積極的に推進していく方針。