製造ライン向けのIoTモニタリング技術を提供する愛知県碧南市のi Smart Technologies(木村哲也社長)は5月11日、タイの中小企業の生産性向上に向け、タイ工業省と覚書を結んだと発表した。

 i Smart Technologiesは4月末から、タイの中小企業7社計20ラインでIoTモニタリング技術の実証実験を開始し、生産性の低さや作業者による生産時間のばらつきなどを調べている。今後は収集したデータをもとに改善点を助言したり、人材育成を支援したりする。

 同社によると、汎用センサを使うIoTモニタリング技術が安価に、既存の設備に導入できるため、古い設備が多いタイの中小企業でも適用しやすいことが評価されたという。

 IoTモニタリング技術は、木村社長が代表を務める自動車部品会社が自社工場の生産性向上を目的に開発。現在は中小企業を中心に、100社に採用されている。i Smart Technologiesは、自動車部品会社発の企業として2016年に設立した。