大日本印刷(DNP、北島義斉社長)とNEC(新野隆社長兼CEO)は9月20日、顔認証技術を活用した生体認証サービスを拡充するための製品・サービス開発で協業すると発表した。第1弾として、DNPが金融機関向けに開発した、スマートフォンでの金融サービスのセキュリティー性と利便性を向上する「本人認証・本人確認アプリ」や「DNPスマートフォン向け銀行口座開設用アプリ」に、NECの顔認証技術を活用したクラウド基盤「NeoFace Cloud」を適用したサービスを2019年3月から順次提供する。

 DNPでは、金融機関向けに口座開設や決済などの各種取引をスマートフォンで安全・安心に行える「本人認証・本人確認アプリ」などのサービスを提供している。今回の協業により、本人認証・本人確認に、新たにNECの顔認証技術を活用することで、「なりすまし」や「不正使用」など防止する機能を拡充する。

 具体的には、DNPの生体認証サービスにNECの顔認証技術を活用した本人認証・本人確認サービスを提供する。第1弾として、NECのNeoFace Cloudを適用した本人認証・本人確認アプリを19年3月に提供する。その後、DNPスマートフォン向け銀行口座開設用アプリや、「DNPカード即時発行サービス(KIOSK端末型)」などへの適用も予定している。金融機関などのサービス事業者は、これらのサービスを利用することで、利用者に対して今まで以上の利便性とセキュリティーの両立を実現することが可能となる。

 DNPとNECでは、今後もオンライン認証手段の高度化に向けて製品・サービス開発を行い、生活者の利便性やセキュリティーの向上と、金融機関の事務効率化を実現していく。