日立製作所グループは11月9日、超スマート社会の実現に向けて、中国で理工系トップクラスの清華大学と、「未来創新(イノベーション)連携計画」に関する戦略的提携協定を結んだと発表した。

 日立と清華大は、相互の技術や資源を活用し、都市のデジタル化やヘルスケア、エネルギーなど、各領域で共同研究を展開。社会課題を起点とした新しい価値創造と産業創出を推進し、中国社会の持続可能な発展と人々のQOL(Quality of Life)の向上を目指す。

 両者は、2001年に清華大に連合実験室を開設し、ICT領域などで共同研究を進めてきた。さらに、06年に結んだ組織的連携協定に基づき、人材交流などにも取り組んできた。

 日立は、今回の提携の意義について「モバイル決済やIT活用による無人店舗など、独創的、先進的なビジネスが生まれ、急速な経済発展が進んでいる。このような経済や社会の変革に対応した新たな価値を創出し、豊かな暮らしがもたらされる『超スマート社会』を未来の姿として共有し、社会課題の解決に取り組むことが必要とされている」と説明している。