ピー・シー・エー(PCA、佐藤文昭社長)とソフォス(中西智行代表取締役)は2月25日、中堅・中小企業と非営利法人向けにPCAが提供する基幹業務クラウドサービス「PCAクラウド」のセキュリティー基盤としてソフォス製品を活用し、セキュリティーでの協業を開始したと発表した。

 PCAは、2008年5月にPCAクラウドのサービス提供を開始し、1万1000法人を超える顧客に利用されている。セキュリティー・機密性・可用性に関する保証報告(SOC2)、内部統制監査対応(SSAE18/AT-C Section320/ISAE3402)、ISMS(ISO/IEC27001)、ISMSクラウドセキュリティー認証(ISO/IEC27017)、品質認証(PSQ)、情報開示認定(ASP・SaaS安全・信頼性情報開示認定制度)を取得し、安心して利用できる環境を提供している。

 また、ソフォスは次世代セキュリティーソリューションベンダーとして、先進的なディープラーニング技術をベースとしたAIを活用したエンドポイントセキュリティー「Sophos Intercept X」やネットワークセキュリティー「Sophos XG Firewall」を相互に通信することで、セキュリティーの自動化を実現している。

 今回の両社の協業によって、PCAクラウドを利用している顧客に対して業務運用の安定性の向上とセキュリティーの確保を提供することが可能となる。具体的には、ソフォスのシンクロナイズドセキュリティーの中核であるSophos Intercept XとSophos XG Firewallを連携させたSynchronized Apps controlを使うことで、XG Firewallはパソコン上のPCAクラウドアプリケーションがクラウドプラットフォームへ行う通信をピンポイントにとらえ、その通信を優先したり帯域を確保したりすることができる。これにより業務を安定的に運用することができる。また、XG Firewallは、アクセスするユーザーを特定することができる。これによりPCAクラウドを使用できるユーザーを制限することができ、例えば、経理部のユーザーのみPCAクラウドアプリを使用することができるといった運用が可能となる。

 両社とも中堅・中小企業向けにソリューションを展開しており、また販売パートナーとの協業に力を入れていることから、今回の協業についても共同マニュアルを販売パートナーに提供するなど順次支援を提供していく。また、PCAの中堅企業向け最新シリーズ「PCA hyper」にも対応する予定。