パーソナル人工知能「P.A.I.」を開発するオルツ(米倉千貴社長)は、AIをウェブ上で利用可能にするAPIやビッグデータなどを提供するAI開発プラットフォーム「Altgo.com」を発表。新会社オルツテクノロジーズがAltgo.comを展開する。

 オルツは、P.A.I.の研究開発過程から生まれた対話エンジンやチャットボット制作ツールなどの要素技術や、機械学習による個性モデル構築などのノウハウを2018年7月から提供。その営業活動を本格化するため、4月1日に販売会社としてオルツテクノロジーズを設立した。
 
オルツ
米倉豪志
取締役副社長

 オルツの米倉豪志・取締役副社長は、営業活動の中で「AIをどう使ったらいいか、ビッグデータをどう活用したらいいか、イメージしにくいという声があった」と話す。そこでAltgo.com上にマーケットプレイスの機能を用意し、オルツと100社以上の同社のテクノロジーパートナーが提供するAIを利用できるAPIや、AI開発に必要なビッグデータを提供する。

 Altgo.comは、4月から招待制のクローズドαとして展開し、7月にはβ版を一般公開する。また年内に課金の仕組みを用意し、そこで本番運用となる。対象ユーザーは企業や個人で、年内までに500万ユーザーの登録を見込む。

 今後は、FAQやコミュニケーションページを設ける予定。米倉副社長は「エンジニアのネットワークを世界中に持っている企業と現在調整をしている。将来的にはエンジニアのリストを公開し、クラウドソーシングのような役割を担いたい」と語る。(山下彰子)