エクストリーム ネットワークス(大野欽司社長)は、目的に合わせてネットワーク機器などのハードウェア、ソフトウェア、サービスなどを組み合わせることができる製品群「Extreme Elements」の提供を6月11日に開始した。同社はネットワーク管理を簡素化する自律型ネットワークの提案を進めており、今回の製品群は提案強化の一環となる。

 米エクストリーム ネットワークスのペリー・コレル・Competitive Intelligence担当ディレクターは「自律型ネットワークにどこまで任せたいのか、その度合いは企業によって異なる。それぞれの企業にとって最適なソリューションを提供できるように要素を切り分けた」と説明した。
 
米エクストリーム ネットワークス
ペリー・コレル
担当ディレクター

 製品群は、スイッチやアクセスポイントなどのハードウェア、ソフトウェア、セキュリティ、オートメーションツール、アナリティクスなどを用意。マルチベンダーに対応し、ハードウェア、ソフトウェアベンダーとオープンなエコシステムを構築できるという。

 Extreme Elementsの提供に合わせ、新たな構成要素も追加した。異常な通信をAIで検知するセキュリティ機能の「ExtremeAI Security」、IoTデバイスを安全に使うためのアクセス仲介ゲートウェイ「Defender for IoT」などだ。

 コレル・ディレクターは、この二つを組み合わせて「アダプターに接続することでセキュリティ機能のない古いデバイスを安全につなぎ、またサーバーからデバイスが見えるようになる。デバイスの異常を検知するとアダプターをネットワークから切り離す。これによってサイバーアタックから保護、隔離できる」と説明した。

 なお、ExtremeAI Securityの異常検知機能は10月から提供する予定。それまではホワイトリストに基づいたルールでトラフィックを許可することで、安全を保つとしている。(山下彰子)