アイティフォー(佐藤恒徳社長)は7月22日、JR東日本グループで老舗高級スーパーマーケットを運営する紀ノ國屋(堤口貴子社長)から、「RITSギフト管理システム」を受注したと発表した。

 紀ノ國屋は、東京都内を中心に5つの路面店舗「KINOKUNIYA」を展開するほか、近年では駅の改札内外にも店舗を拡大している。同社は従来、中元・歳暮などの顧客を管理するために他社製のギフト管理システムを導入していたが、サービス終了を機にシステムの一新が課題となっていた。そこで、アイティフォーの他社での実績やノウハウを評価し、RITSギフト管理システムの採用を決定した。
 
小売業向け基幹システム「RITS」のモジュール一覧

 RITSギフト管理システムは、アイティフォーの小売業向け基幹システム「RITSクラウド」のモジュールで、中元や歳暮などのギフトを購入した顧客を管理するシステム。顧客の基本情報をはじめ、購入商品、購入時期、届け先などの購入履歴を管理する。これにより、顧客は毎回用紙に住所などを記入したり、届け先を毎回確認するなどの必要がなく、利便性が向上する。また、顧客には毎回ギフトカタログなどを案内することで、「KINOKUNIYA」ブランドを顧客にPRし販売促進活動につながるほか、顧客の囲い込みにも有効となっている。

 紀ノ國屋では、同社が導入済みの「RITS自社クレジットシステム」がRITSクラウド上ですでに2018年10月に本格稼働していることから、今回はそのクラウド上に食品スーパー向けに追加で組み込むことで、低価格での実現が可能。さらに導入後のランニングコストも、現状の保守費用にわずかな追加コストで抑制することができる。なお、同システムは、20年2月の本番稼働を予定している。