
加賀市は少子化や転出による人口減少が続いている中、「加賀市イノベーションセンター」を拠点としたIoTやAI、ドローンなどの先端技術を活用して産業の創出に取り組んでいる。
一方、3Dプリント事業を手掛けるDMMはさまざまなニーズに応えられる豊富なマテリアルを活用し、法人や個人向けのサービスを展開している。製造個数は日本最大規模を誇り、全国約1000社から年間150万個のものづくりを受注している。
加賀市とDMMは、山中漆器、九谷焼といった伝統工芸と3D技術をあわせた新たな製品開発などを検討していく。また、産業創出だけでなく、「人材育成」や「観光振興」「教育事業」に関する連携も行っていく。