産業技術総合研究所(産総研、中鉢良治理事長)発のベンチャーであるHmcomm(三本幸司代表取締役)は10月25日、音を可視化する異音検知プラットフォーム「Flexible Anomaly Sound Training and Detection(FAST-D)」の本格展開を目指し、NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC、田中基夫社長)のInnovation LABに「FAST-D POC Lab」を設立すると発表した。Hmcommでは、NTTPCのネットワーク基盤の提供を得て、FAST-D POC Labの展開を開始する。


 集音した大容量データをセキュアな環境でアップロードを実現し、機械学習を実行するためには、高性能GPUを搭載したサーバーに加えて、データ転送時のセキュリティと通信路の確保が欠かせない。そのためには専用のネットワーク設営が必要となるが、本格システム導入前のPOCフェーズに全ての環境を提供することは難しく、POC実施の障壁となる課題が存在していた。そこで今回、Hmcommでは、NTTPCのSD-WANを用いたVPNソリューションを活用することで、この課題を解決しPOCの受け付けを幅広く行える機能設備の構築を行った。

 Hmcommは、今後も音のAI IoTソリューションの創出に力を入れ、社会に貢献していく考え。