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複数メーカーのデジタルタコグラフ対応クラウド型運行管理システム、SGシステム
2019/12/24 17:00
デジタコメーカーが提供する従来の運行管理システムには互換性がなかったため、運送事業者にとっては、一度デジタコを導入すると、優れた機能が搭載された別メーカーのデジタコが発売されても変更を行うことが難しい状況にあった。今回、SGシステムが「マルチベンダ・マルチデバイス」をコンセプトに開発したBiz-Fleetは、複数メーカーのデジタコと連携可能で、1つのシステムでさまざまなメーカーのデジタコデータを管理することが可能となる。
さらに、ドライブレコーダーやカーナビ、スマートフォンなど他のIoTデバイスとも連携可能で、取得したさまざまな車両情報をクラウドシステム上で集約・管理し、総合的な運行管理を行うことができる。
SGシステムでは、17年から佐川急便の一部の営業所でBiz-Fleetの導入検証を行ってきた。導入検証のなかで、外部倉庫など運行管理者とドライバーが離れた環境でカメラ付きのデバイスを用いて行う「IT点呼」による点呼業務の効率化、手書きからデジタルへの運転日報業務の変更による業務効率化、デジタコデータから作成した「ヒヤリハットマップ」を用いた安全指導の向上などが確認できたことから、今回初期導入として34営業所への導入を行う。
従来から佐川急便の運行管理強化の支援を行っているSGシステムは、そのノウハウを活用してサービス強化を継続し、今後も顧客の運行管理の指導効率や利便性の向上、業務効率化を支援していく考え。
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