ニュース

米AWS、大阪に21年初頭スタンダードなAWSリージョンを開設

2020/01/22 11:00

 米Amazon Web Services(AWS)は1月20日、日本で2つめとなるAWSリージョンを大阪に開設する計画を発表した。アベイラビリティゾーン(AZ)間の距離の要件を満たす必要のある顧客向けに、18年に開設したAWS大阪ローカルリージョンを拡張する。

AWSのアジア・太平洋圏におけるグローバルインフラストラクチャ

 アジア太平洋リージョン(大阪)は、21年初頭に開設する予定で、3つのAZで構成され、さまざまなAWSサービスを提供する。これは、北京、香港、ムンバイ、寧夏、ソウル、シンガポール、シドニー、東京にある既存のリージョンに続いて、アジア太平洋地域で9番目のAWSリージョンとなる。

 すべてのAWSリージョンと同様に、地理的に離れた複数のAZが含まれ、それぞれのAZは単一の事象により可用性に影響を与えないよう隔離され、高可用性アプリケーションの低遅延も実現できる距離に配置されている。各AZには個別の電力源、冷却システム、物理的セキュリティが備わっており、冗長性のある超低遅延のネットワーク経由で接続されている。また、同リージョンはAWSのすべての顧客が利用可能となる。

 AWSでは現在、世界22の地理的リージョンに69のAZを展開している。今回発表の大阪以外に、今後、インドネシア、イタリア、南アフリカ、スペインの4つの地理的リージョンに13のAZを開設することを発表している。
  • 1

関連記事

ソニーMEがブロックチェーンサービスを採用 音楽業界では“世界初”――AWS

<Event Information>クラウドの最新技術や事例を披露「AWS Summit Tokyo 2019」を開催

レガシーISVよ、目を覚ませ! 3社連合+AWSでSaaS化を強力支援

外部リンク

アマゾンジャパン=http://www.amazon.co.jp/

Amazon Web Services=https://aws.amazon.com/

週刊BCN特別連載企画
「パートナーと伴奏し、新たな価値を共創するネットワールド」

連載第1回 トップに聞くビジネス戦略とパートナー支援

× こちらから>>

連載第2回 オンプレミスの知見を生かした「クラウド移行の最適解」

× こちらから>>

連載第3回 複雑なセキュリティに対し充実したサポートと検証環境を用意、今後はAI保護に注力

× こちらから>>

連載第4回 AIビジネスの立ち上げを支援 企業独自のデータを取り込み課題を解決

× こちらから>>