ウエスタンデジタルコーポレーション(ウエスタンデジタル)は2月6日、同社傘下のWestern Digital Technologiesが、ActiveScaleオブジェクトストレージ事業をビデオコンテンツや分散データ保存・管理のリーディングカンパニーのQuantumに売却する最終契約を取り交わしたと発表した。今回の契約により、ウエスタンデジタルのActiveScale製品の全ラインアップをQuantumが取り扱うことになる。

ActiveScale シリーズ

 ウエスタンデジタルはストレージシステム事業から撤退し、ストレージプラットフォームを中心としたデータセンターシステム事業の最適化を図る戦略方針を発表しており、今回はこれに沿った内容となる。昨年、ウエスタンデジタルは、IntelliFlash製品シリーズをDDNに売却している。

 ウエスタンデジタル データセンタービジネス、シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのフィル・ブリンガー氏は、「Quantumは、ソフトウェア定義型ソリューションやテクノロジの幅広いポートフォリオ、確固とした顧客基盤をもっておりActiveScaleシステム事業をさらに発展させるための十分な体制が整っている。顧客が継続して最高水準のサービスとサポートを受けることができるよう、ウエスタンデジタルとQuantumの両社は一丸となって、関係者にとって円滑な移行を進めていく」と述べている。

 売却手続きは、慣習的な契約条件を満たした後に、3月31日の今四半期末までに完了する見込み。なお、この売却に関する金銭面についての情報は開示していない。