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ウエスタンデジタル、ストレージシステム事業からの撤退、DDN社へ売却

2019/10/07 20:00

 ウエスタンデジタルは、エンタープライズ向けストレージ製品「IntelliFlash」事業をDDN社に売却する。また、DDN社がウエスタンデジタルのHDDやSSDストレージデバイスの購入を拡大する複数年の戦略的調達契約を通じて、既存のパートナーシップを強化することで合意した。

IntelliFlash NVMeオールフラッシュアレイ

 ウエスタンデジタルは、IntelliFlash事業の売却により、IntelliFlashとActiveScaleで構成するストレージシステム事業から撤退する。なお、ActiveScaleについては戦略的オプションを模索中だ。ウエスタンデジタルはデータセンターシステムポートフォリオをOpenFlexプラットフォームとファブリック接続ストレージテクノロジーを含むコアストレージプラットフォーム事業に絞り、取り組んでいく。

 ウエスタンデジタルのマイク・コルダノ・プレジデント兼COO(最高執行責任者)は、「IntelliFlashとActiveScaleのビジネスチャンスを広げ、成長を加速するには、マネージメントの更なる集中と投資が必要」と話す。一方、IntelliFlash事業を買収するDDN社についてデータセンターシステムビジネスのフィル・ブリンガー・シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーは「DDNは、高いパフォーマンスと拡張性が要求されるデータ環境において、深い技術的専門知識と能力を備えており、ビジネスの成功を加速するための十分な体制が整っている」と話す。

 IntelliFlash事業の売却は今年末までに完了する見込み。なお、この売却に関する金銭面での条件は開示しないという。
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外部リンク

ウエスタンデジタル=https://www.westerndigital.com/ja-jp