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日本エイサー、文教市場向けChromebookを発売へ

2020/02/21 16:08

 日本エイサーは2月20日、Chrome OS搭載のマルチタッチ対応11.6型コンバーチブルノートAcer Chromebook Spin 511シリーズの新製品「R752T-G2」を2020年8月に発売すると発表した。文教市場をターゲットにしており、児童・生徒1人に1台端末の実現を後押しする方針。

R752T-G2

 R752T-G2は、高速起動のChrome OS を搭載し、起動の度に最新のOSとセキュアな環境が保たれるほか、データはすべてGoogle のクラウドストレージに安全に保持される。画面が360度回転するため、タブレットのようにも使える。また、OSの購入やアップデートに伴うライセンス費用、セキュリティソフトなどの購入は不要で、維持・管理のコスト負担が少ない点も特徴。

 学校での過酷な使用環境を考慮し、ボディ構造を強化。周囲をラバー製バンパーで保護し、内部はハニカム構造にすることで、米国国防総省の定める耐久試験「MIL-STD 810G」(ミルスペック)に準拠し、高さ122センチメートルからの落下試験をはじめ、49度の高温からマイナス32度の低温までの耐久性、防滴、耐振動、防塵の項目をクリアしている。

 文部科学省のGIGAスクール構想での「新時代の学びを支える先端技術活用推進方策」の考え方に基づいた学習者用端末の標準仕様に準拠している。販売価格は、令和元年度補正予算から拠出される児童生徒1人1台端末の整備を対象とした1台当たりの補助金で導入できる範囲を想定している。
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外部リンク

日本エイサー=https://www.acer.com/ac/ja/JP/content/home