アルプスシステムインテグレーション(ALSI、永倉仁哉社長)は、情報漏えい対策シリーズの新バージョン「InterSafe ILP Ver.7.0」を3月5日に発売した。

ファイル持ち込み申請時の無害化処理イメージ

 InterSafe ILPシリーズは、情報の「持ち出し・持ち込み制御」と「持ち出し後の安全な活用」を一元管理できるソリューション。ファイル自動暗号化ソフト「InterSafe FileProtection」、デバイス制御ソフト「InterSafe DeviceControl」、申請・承認ワークフローソフト「InterSafe WorkFlow」、セキュリティUSBメモリ作成ソフト「InterSafe SecureDevice Ultimate」の4つの機能で構成されており、顧客の対策優先度や環境に合わせて自由な組み合わせで導入できる。また、自動暗号化機能により、ファイルを搾取されても閲覧権限のない社外のPCでは内容を見ることができないため、強固な情報漏えい対策が可能となる。

 今回のバージョンアップでは、ファイル利用でのワークフロー機能を強化し、ファイル持ち込み申請時の無害化や外部送信時の暗号解除申請など、セキュリティ強化と柔軟な運用を実現した。また、建設・製造業をはじめ、要望の多かったAutoCADの自動暗号化に対応し、より幅広い顧客の利用ニーズに対応した。

 具体的には、InterSafe DeviceControlとInterSafe WorkFlowで、ファイル持ち込み申請時に、ファイル無害化製品と連携して自動的に無害化処理を行う。これにより、外部から持ち込むファイルを経由したウイルス感染を未然に防ぐとともに、管理者による承認時のセキュリティチェックを効率化する。

 また、InterSafe FileProtecitonとInterSafe WorkFlowによって、暗号解除権限が付与されていないユーザーが取引先にファイルを送信するような場合、申請・承認ワークフローを通じて暗号解除やセキュアファイル(パスワード付きZIPファイル、自己復号型暗号ファイルなど)への変換、アクセス権限変更が可能となる。管理者は申請・承認の履歴や、申請ファイルの原本を管理画面から確認することができるため、証跡管理としても有効となっている。

 InterSafe FileProtectionでは、有効期限超過ファイルの自動削除に対応。自動暗号化フォルダー(ファイル保存時に自動的に暗号化できるフォルダー)上で、有効期限超過後にファイルを自動削除し、あわせて削除ログを取得・保存する。これにより、個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン」が求める不要な個人情報の速やかな削除と削除の記録に対応した運用が可能となる。

 さらに、暗号化対象アプリケーションにAutoCADを追加。AutoCADファイルを、あらかじめ設定したフォルダーに保存するだけで自動的に暗号化する。建設・製造業をはじめ、AutoCADファイルを利用する顧客のセキュリティ対策を強化した。