ミロク情報サービス(MJS、是枝周樹社長)の子会社で、フィンテックサービスの企画開発を行うMJS Finance&Technology(MFT、寺沢慶志社長)は6月1日、警備・セキュリティサービス大手のセントラル警備保障(CSP、澤本尚志社長)の子会社で、店舗内現金の管理・流通効率化などを行うスパイス(鈴木憲治郎代表取締役)の株式を5月29日付で100%取得したと発表した。

スパイスのサービス・ポートフォリオ

 スパイスは、主に一般の店舗や商業施設に対して、現金の管理・流通の効率化を支援するサービスを提供している。例えば、店舗が日々の営業で得た売上金を安全に速やかに口座に入金することで早期資金化したり、釣り銭準備金の一部を立て替えたり、また中小商業施設の売上金をその商業施設に代わって回収・管理・精算したりすることにより、店舗のキャッシュフロー効率化やワークフロー適正化を図るとともに、現金取り扱いリスクの極小化を支援している。

 MFTは、MJSグループのファイナンス事業やフィンテック分野の企画開発・運営を手掛けている。今回、スパイスを子会社化することにより、同社の効率的な現金管理業務のノウハウを生かし、新たな商業施設の開拓やキャッシュレス売上金立て替えサービスなどの新規サービスの事業化を進めていく。

 また、MJSグループはCSPとの関係を深め、同社と提携している中小警備会社に対して、IT化による業務効率化を支援する各種MJSソリューションの提供や中小警備会社のM&Aなどの支援を進める予定。今後、MJSグループは、CSPグループとともに、双方の顧客基盤、営業基盤を活用した事業拡大向けて協業を検討していく。