アルプスシステムインテグレーション(ALSI)は、中小規模企業を中心に急増するテレワークの課題に応える「クラウド構築支援サービス」の提供を7月1日に開始した。

リモートアクセス環境の構築のソリューション例

 クラウド構築支援サービスは、テレワーク環境の整備に関する市場ニーズの高まりなどを背景に、テレワーク体制を強化する企業の情報システム担当者を支援するもの。具体的には、「リモートアクセス環境の構築」「ファイルサーバーのクラウド移行」「テレワーク時のセキュリティ対策」「サーバーアプリ、インフラの24時間365日自動監視」の四つのサービスを提供する。

 リモートアクセス環境の構築では、AWSやAzure、その他クラウドを用いて、VPN環境やVDI環境を構築する。VPN接続やリモートデスクトップによるセキュアなテレワーク環境を最短3営業日で利用することができる。これにより、自宅や外出先からでも社内システムへのアクセスやデータへのアクセスが行えるようになる。また、クラウドサービスの活用により、リモートワーク時の課題としてよく挙げられるVPN接続時のアクセスの遅延などを解消できる。リモートワーク時の遅延を大幅に削減することで、業務効率を向上することができる。

 ファイルサーバーのクラウド移行では、AWS、Azureを利用して、ファイルサーバーをクラウドに移行する。従来と同じくファイルサーバーへのショートカットからアクセスできるため、従業員は普段通りの作業で各種ドキュメントが利用できる。クラウドストレージサービスを導入する場合は、従業員のトレーニングや導入サポートが必要となるのに対し、利用者側、情報システム担当者はともに導入時の手間が発生することなく、テレワークの体制を整備することができる。最短3営業日で利用可能。

 テレワーク時のセキュリティ対策では、長年企業のセキュリティ対策に取り組んできたALSIのノウハウを生かし、ログの監視や次世代エンドポイントセキュリティ、ウェブフィルタリング、情報漏えい対策など、さまざまな手法で脅威の侵入前、侵入後に備える。最短2週間での利用が可能となっている。

 サーバー、アプリ、インフラの24時間365日自動監視では、クラウドサービスやネットワーク、セキュリティなど各種システムに対して、24時間365日自動監視を提供する。情報システム担当者が在宅勤務の間も、いま何が起きているのかをリアルタイムに可視化し、さらにこれから起こりうるリスクを予測することで、各種システムの円滑な運用とセキュリティを確保する。最短1営業日で利用することができる。

 導入費用は15万円(税別)から。また、8月30日までにAWSを契約した企業には、AWSのサービス利用料を一律5%割引で提供する。