ニュース

「PCA 会計 hyper」の債権管理オプションと債務管理オプション、7月22日に提供開始

2020/07/27 15:00

 ピー・シー・エー(PCA)は、「PCA 会計 hyper」のオプションとなる「PCA 会計 hyper 債権管理オプション」と「PCA 会計 hyper 債務管理オプション」の提供を7月22日に開始した。

システムの仕組み

 PCA hyperは、年商10億円から100億円、従業員数1000人以下、グループ子会社10社未満の中堅企業をターゲットとし、グループ企業管理・セグメント管理機能を搭載している。今回のPCA 会計 hyper 債権管理オプションとPCA 会計 hyper 債務管理オプションでは、売掛・買掛の一元管理や管理業務の自動化など、中堅企業が必要とする機能を提供する。

 「PCA 商魂・商管シリーズ」と「PCA 会計シリーズ」のインターフェース・操作性を踏襲し、経理担当者向けの機能として、売掛・買掛の予定管理や消込処理を一元管理することができる。また、毎月発生する債権・債務の伝票を予約登録する機能や売掛の自動消込機能を搭載し、債権予定伝票を除くすべての伝票をPCA 会計 hyperへ仕訳データがスムーズに連携できるため、決算の早期化につながる。

 販売管理システムなどの周辺アプリケーションとの連携(API)で、会社全体の業務効率をアップすることができる。CSVだけでなくAPIによるシームレスな連携が可能となっている。

 さらに、請求先(支払い先)ごとに、締め管理の有無、回収(支払い)条件をきめ細かく設定できる。債権(債務)伝票入力の際に、都度請求(精算)に切り替えることも可能。与信限度額は3パターン登録できる。取引ごとに科目の設定ができるため、伝票入力をスムーズに処理することができる。

 なお、今回のオプションは、従来のオンプレミス版とクラウド版のほか、7月1日に開始したPCA基幹業務ソフトの新しいサブスクリプション「PCA サブスク」でも提供する。

 税別価格は、オンプレミス版が33万円から、クラウド版が月額5000円から、サブスク版が月額8000円から。
  • 1

関連記事

基幹系アプリケーションベンダー5社が提言 デジタル時代にふさわしい 社会システムの再構築を 協議会を立ち上げ電子インボイスの標準化を主導

SAPジャパンやOBCなど5社、「社会的システム・デジタル化研究会」を発足

PCA サブスクリプション型ビジネスへの移行が加速 オンプレミス製品の“サービス化”開始

外部リンク

ピー・シー・エー=https://pca.jp/

「PCA 会計 hyper」=https://pca.jp/area_product/hyperrandp.html