パナソニックi-PROセンシングソリューションズ(i-PRO)は、高精度なナンバー認識システム「NumberCATCH II」を12月に発売し、パナソニックシステムソリューションズジャパンを通じて販売する。

 NumberCATCH IIは、i-PRO製のAIプロセッサー搭載ネットワークカメラ(AIネットワークカメラ)単体で車両のナンバープレートを認識してデータ化し、映像監視ソフトウェアにデータを蓄積して、検索と照合を行うことが可能なシステム。図柄やアルファベット文字が含まれる車両ナンバーの認識にも対応した高い精度をもつとともに、赤外線投光器と組み合わせることで照度ゼロルクスの環境でも車両ナンバーをデータ化する特徴を備えている。これにより、物流拠点や工場での車両の入出場管理や、来店車両への顧客サービスなどの業務の効率化と省力化を支援する。

 具体的には、拡張ソフトウェア(WV-XAE202W)をインストールしたAIネットワークカメラ単体で車両ナンバーを読み取ってデータ化する。図柄やアルファベット文字が含まれる車両ナンバーの認識にも対応し、ナンバー認識に最適なモードで高精度な認識を行う。また、最大2つまで検知エリアを設定して、ナンバー認識が可能。赤外線投光器を併用することで、照度ゼロの環境でも車両ナンバーを認識し、データ化することができる。

 AIネットワークカメラで読み取った車両ナンバーのデータは、PC上で稼働する映像監視ソフトウェア(WV-ASM300)と専用の拡張ソフトウェア(WV-ASE334W)により、データを蓄積し、あらかじめ登録しておいた情報との照合や、条件による検索を行うことができる。また、照合時にはディスプレイに表示するだけでなく、ゲートの開閉動作を行うなどの接点出力による外部機器との連携も可能となっている。

 設計・設定を支援するツールも充実している。「システムデザインツール」では、PCに取り込んだ平面図上にカメラと自動車をプロットして、PC上で車両ナンバーの撮影シミュレーションができるため、カメラの最適な設置位置を事前にシミュレーションすることが可能。また、「i-PRO設定ツール」では、実際の車両ナンバーを撮影した画像から、画角、照度など、高精度な認識を行うために必要な設定項目について、カメラの設定値などが最適になっているかを可視化することができ、設定時間の短縮と高精度なシステム構築を実現する。

 価格はオープン。