ニュース
BIGLOBEがモバイルサービス基盤を全面仮想化、NECのMVNOソリューションで
2020/11/19 17:42
新たに導入したモバイルサービス基盤は、汎用サーバー上にソフトウェアで構成されるため、故障発生時は予備のサーバーにソフトウェアを移動することで復旧が可能となり、これまでのようなデータセンター現地でのハードウェア交換対応が不要となった。これらの操作は自動的、またはリモートで行うことができるため、BIGLOBEでは、データセンター緊急出動の7割削減が可能となる。
BIGLOBEは、スマホで通信量を気にせず、対象サービスの動画や音楽が楽しめる「エンタメフリー・オプション」を提供している。また、在宅勤務をはじめ働き方が急変したことで、通信トラフィックも急激に変化している。従来こうしたサービスを支えるモバイルコアシステムは、専用ハードウェアで構成されており、柔軟性や拡張性の部分で課題があった。
今回採用したNECの仮想化対応MVNOソリューションを活用することで、新たなサービスの開発やサービスメニューの変更などについても迅速・柔軟に対応することができるようになった。
BIGLOBEでは、今後エンタメフリー・オプションのさらなるサービス領域拡大による新たな“楽しい”価値提供を目指すほか、将来の5G時代に向けて、多拠点化やクラウド連携など新たなサービスを開拓していく。
NECでは、ネットワークの強みを生かした新たな領域でのサービス事業を推進しており、仮想化対応MVNOソリューションにより、MVNO事業者の多様で迅速なサービス展開を支援していく。
- 1
関連記事
BIGLOBE、「BIGLOBEクラウドホスティング」が奉行10シリーズに対応
【震災関連情報】スマートフォンで役立つ災害対策アプリ、BIGLOBEが「andronavi」で紹介