セイコーエプソン(エプソン)は、12月9日から、デジタルハリウッドが運営する起業家・エンジニア養成スクール「G's ACADEMY(ジーズアカデミー)」と日本総合研究所とともにデベロッパーコミュニティを設立することで合意した。


 エプソンは、社会課題の解決に向けて様々な取り組みを推進している。その取り組みの一つとして、福島県会津若松市で「DXイノベーションラボ 会津」を開設、「スマートシティ会津若松」に参画し、安心して快適に生活できる「まちづくり」実現に向けて活動している。

 同社では今回、コロナ禍での社会課題が深刻度を増し、それを解決するためのサービス創出が急務となってきていることを受け、多様な業種、文化がもたらす技術やアイデア、ノウハウを結集し、事業化を支援するイノベーションコミュニティとして、新たにデベロッパーコミュニティを発足する。

 参加するデベロッパーは、オンライン勉強会とハッカソンなどを通じて様々な技術や知識を高めることができる。さらに、エプソンのプリンタやスキャナ、プロジェクタなどの製品、サービスプラットフォーム、G's ACADEMYのデベロッパー向けの知見、そして日本総合研究所が蓄積してきたビジネスデザインのノウハウという、3者それぞれの強みを生かしたサポートを受けることができる。

 同コミュニティは、DX時代での機動的なIT活用のために重要性が高まっている「シチズンデベロッパー」も対象としており、新たなサービス開発に向けて、プログラミングなどの専門性を必要としない技術や知識を幅広く提供し、オープンイノベーションを積極的に進めることで、社会課題の解決に向けた多様なサービスを創出していく。

 エプソンでは、長期ビジョン「Epson 25」で、ものづくり企業としての事業基盤強化を進め、資産の最大活用と協業・オープンイノベーションによる成長加速を掲げている。今後も、社会課題の解決を様々なパートナーと推進する方針。