日本システムウエア(NSW)とシンガポールのREDSTACKは3月5日、BIM(Building Information Modeling)とIoTを融合したBIM-IoTソリューションビジネスで協業すると発表した。これに伴い、NSWはREDSTACKの「TWIN CLiQ」と「DFAMP(Digital Facility&Assets Management Platform)」の提供を同日開始した。

TWIN CLiQおよびDFAMPの使用イメージ

 BIMは、設計・施工・維持管理といった建築ライフサイクルのあらゆる情報を一元管理する手法で、建設業にとどまらず製造業など、さまざまな分野で注目を集めている。今回の協業は、REDSTACKのBIMソリューション提供ノウハウと、NSWのIoT・AI技術を融合したBIM-IoTソリューションを活用し、現実空間の機器や設備などの稼働データを仮想空間に再現するデジタルツインを実現することで、建設業や製造業の業務変革を積極的に推進していくことを目的としている。

 REDSTACKのTWIN CLiQは、ウェブ上でBIMを直感的に操作するセキュアなBIM Viewerで、建設プロジェクトの業務の効率化、人手不足や技術継承などの課題を解決する。また、DFAMPは、ウェブベースのデジタルツインツールで、建物の維持管理や設備管理、メンテナンスなどでの人手作業をデジタル化しコストの削減を実現する。

 提供するBIM-IoTソリューションは、これらのシステムにNSWのIoTプラットフォーム「Toami」を連携することで、製造業などのあらゆる設備情報を可視化する。また、AIソリューション「ToamiVisionシリーズ」を活用して人やモノの動きをリアルタイムで把握し、IoT向けビッグデータ分析・予測サービス「ToamiAnalytics」により設備のメンテナンス予測や品質保持の自動判別、予算作成やさまざまなシミュレーションを行うことでデジタルツイン実現を推進する。