アクセンチュアは3月29日、社会やビジネスのトレンドをまとめたレポート「Fjord Trends(フィヨルドトレンド)2021」を発表した。企業と顧客の接点がコロナ禍で大きく変化していることを踏まえ、企業が顧客との接点の持ち方を変えることや、新たな体験を提供することの重要性を改めて説いた。Fjord Trendsはアクセンチュアの世界33拠点、1300人以上のデザイナーの知見をまとめたレポート。今回で14回目となる。

番所浩平 Fjord Tokyo共同統括グループ・ビジネス・ディレクター

 Fjord Trends 2021ではこのほか、消費者の体験の場がリアルからネットに変化している中で、企業は感動や喜び、思いがけない偶然の出会いを提供するためのデザインやコンテンツ、顧客間の交流の方法などを考えることが大切だと指摘している。また、従来の習慣が失われた環境も少なくないため、企業は消費者の心理の変化を十分に理解した上で新たな仕掛けを設計する必要性があるとも解説。さらに、自社のサプライチェーンを見直し、既存の資産や財産、強味をどのように利用していくかという視点も重要だとしている。

 番所浩平・Fjord Tokyo共同統括グループ・ビジネス・ディレクターは「新しいサービスを生み出す際、顧客の声に加え、社会のトレンドを理解して組み込むことが必要。その際に、Fjord Trendsを活用してほしい」と述べた。(岩田晃久)