日商エレクトロニクス(日商エレ)は、電子署名法に準拠した非対面取引の実現に向け、インテリジェントウェイブ(IWI)の電子認証サービス「IDEPS(アイデプス)」と、対面でしかできなかった細やかな商取引を非対面で実現するデジタル・フロントオフィス「Moxtra」の連携ソリューションの提供を6月16日に開始した。

相続手続きにおけるIDEPSと連携したMoxtraの利用イメージ

 MoxtraとIDEPSをシームレスに連携させることで、フロントでのコミュニケーションから、今まで対面でしか行えなかった押印が必要な非定型契約、アフターフォローまでをワンストップに非対面で実現することが可能となる。

 例えば、金融機関がMoxtraを利用することで、近年急速に多様化する相続ニーズへの対応として、非対面チャネル活用による顧客サービスを強化することができる。スマートフォンやPCからチャットによる相続の相談、必要書類のやり取り、離れた地域で働いている相続人を交えたコミュニケーションが可能となる。また、ビデオミーティングで重要事項、書類記入方法などの説明が非対面でセキュアに行え、書類不備による複数回の店舗訪問や書類再送を防ぐことができる。

 さらに、今回IDEPSとの連携で実現した電子署名法準拠のデジタル署名機能によって、従来時間を要した各地に点在している複数の相続人による遺産分割協議書への押印などもオンライン上で手続きができ、相続完了までの期間を大幅に短縮、顧客満足度の向上に寄与する。相続完了後もそのまま連携ソリューション上で資産運用の相談など、アフターフォローまで対応できるため、End-to-Endの継続したコミュニケーションが実現できる。

 その他、売買契約書や秘密保持契約書など、契約当事者によって加筆修正を経て作成される、さまざまな非定型文書に対する電子署名、前後の一貫したコミュニケーションでMoxtraを活用できる。