トラスコ中山で決算業務のプラットフォームとして、ブラックラインとSAPジャパンの協業ソリューション「SAPR Account Substantiation and Automation by BlackLine(BlackLine)」が稼働した。トラスコ中山の経理部員は、今年5月度の月次決算業務から作業業務を脱却して付加価値業務への移行を開始することが可能となった。

SAP Account Substantiation and Automation by BlackLine

 トラスコ中山は、デジタルテクノロジーを積極的に活用した業務改革を推進し、メーカーと仕入先と販売店をつなぐことでサプライチェーン全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組んでいる。経済産業省と東京証券取引所が共同で発表しているDX銘柄として、20年、21年と2年連続で選定され、20年に“デジタル時代を先導する企業”としてグランプリに選定された。

 同社では、全社をあげたDX推進活動の一環として経理部門で「過去ではなく今・未来を扱い、経営判断・事業活動に貢献するための決算への変革」を目指すため、特に課題のあった決算業務の高度化を目的にBlackLineの導入を決定した。

 今年1月から5月までBlackLineを導入し、5月度の月次決算から従来業務との並行稼働を開始。導入により、内訳書(補助簿)の自動作成、証憑証跡や承認履歴の電子化、担当者・承認者の役割の明確化と進捗の可視化、過去情報への容易なアクセスが可能となった。