NTTデータ イントラマート（イントラマート）は、日立ICTビジネスサービス（日立BS）がBPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）サービスのDX／業務改革を推進・実践できる人財（人材）育成を目的に「IM-QuickActivate BPM実践ワークショップ研修」を採用したと8月19日に発表した。


　日立BSは、日立グループを中心とするBPOと各種ビジネスサービスの提供を主力事業としている。近年は、BPMSとRPAによる業務の自動化を強化しながら「営業事務支援」や「知的財産管理事務支援」など、さらなる顧客ニーズに応えるBPOサービスの拡充を手掛けている。日立グループ全体が事業のデジタル化を進めるなかで、同社が担当するBPO業務でも業務内容を十分に理解した人材によるデジタル技術の導入が喫緊の課題で、提案型BPO担当の育成にイントラマートのIM-QuickActivate BPM実践ワークショップ研修を採用した。

　今回の採用にあたって、（1）業務改革やDX人材を育成する研修の内容が充実していること、（2）研修の中でDigital Process Automation Platform「intra-mart」のローコード開発でBPMSのプロトタイプ構築まで実践できること、（3）既存のRPAや他システムとの柔軟な連携も可能である、という3点を高く評価した。

　日立BSでは、IM-QuickActivate BPM実践ワークショップ研修によって、「約2500の業務プロセスを可視化し、業務のボトルネックを発見」「90の業務プロセスを自動化し、業務効率化を実現」「intra-martとRPAソフト『UiPath』の連携による野良ロボットの排除」「リモートでの進捗管理や業務負荷の平準化が進展」などの効果を実現している。