TeamViewer(本社はドイツ、チームビューワー)は、グーグル・クラウドと新たなパートナーシップを取り交わし、拡張現実(AR)ソリューションを「Google Cloud」に提供すると発表した。このパートナーシップを通じて、両社はGoogle Cloud上で構築されたエンタープライズARソリューションの共同開発とマーケティング活動を行うことで、顧客のニーズを考慮したサービスを提供していく。


 最初に共同開発した「Assisted Order Picking」は、Google Glass Enterprise Edition 2スマートグラスに同社のARワークフローソリューションである「TeamViewer Frontline」を搭載したハンズフリーのオーダーピッキング・アプリケーションとなる。このソリューションは、小売店や食料品店などのオムニチャネル・フルフィルメントの改善に焦点を当てている。

 小売店や食料品店の注文処理システムに接続して在庫をリアルタイムに更新すると、従業員は注文を処理するために必要な情報をGoogle Glassのディスプレイに表示することができる。このヘッドアップディスプレイにより、従業員は両手を使って商品を探しピッキングすることができ、ピッキング率の15~40%の向上が見込まれる。また、BOPIS(Buy-Online and Pick-up in Store)や当日配送など、顧客からの要望が高まっている中で新たなデータを提供することも可能となる。

 なお、TeamViewerは今年3月に米国の産業用ARソリューションのパイオニアであるUpskillを買収しており、同ソリューションはグーグル・クラウドとUpskillのパートナーシップに基づいている。