マクニカは、米RealWearと国内の販売代理店契約を交わし、産業用スマートグラス製品の取り扱いを開始した。これにより、マクニカは顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援し、作業現場の課題解決に取り組んでいく。
 

RealWearスマートグラス製品の主な用途

 RealWearのスマートグラスは、販売開始から2万台以上の出荷実績をもつ。音声操作に対応し、ボタン操作のいらないハンズフリー仕様で95dBの騒音環境でも利用が可能。また、ワークフローや点検項目の表示から作業・点検内容を記録することや動画・画像、PDF資料などをペーパーレスで閲覧することができる。

 さらに、中央制御システムなどと連携することで作業履歴の確認やウェブ会議システムを利用して遠隔地から現場の状況を確認し、指示を出すなどの作業支援を行うことができる。

 これにより、さまざまな産業分野の作業現場で点検・テストや修理・メンテナンス、組立、施工などの作業を標準化し、スマートに行うことができるようになる。例えば、現場での作業手順や方法はデータとしてスマートグラスに保存されており、音声操作によってスムーズに必要な情報を呼び出せる。呼び出した情報は、ペーパーレスでストレスなく過去の作業履歴などと合わせてスマートグラスに鮮明に表示される。作業内容は、現場から遠隔地の監督者などにリアルタイムに報告し、必要に応じて遠隔地から作業指示などを行う。

 作業現場でRealWearのスマートグラスを活用することで、作業者に知識や技能に依存することなく、作業レベルを担保し、安全かつ効率的に生産活動を継続できるようになる。

 なお、RealWearはこれまでに標準仕様の「HMT-1」、防爆仕様の「HMT-1Z1」を市場に提供してきたが、今回新製品として「RealWear Navigator 500」を発表。Navigator 500は、さまざまな作業現場で現行製品を利用しているユーザーからのフィードバックを反映して設計されており、今まで以上に高性能・高品質なスマートグラスを実現している。マクニカでは、Navigator 500についても12月15日に販売を開始した。