米アルテリックスは、分析自動化ソフトウェア「Alteryx」の普及に寄与したソリューションプロバイダーの表彰で、KCCSモバイルエンジニアリング（KCME）とNTTデータの2社を21年の授賞企業として選出した。
 


　アルテリックスがパートナーシップを結ぶソリューションプロバイダーは、データ分析、データサイエンス、プロセス自動化で豊富な経験をもち、データインサイトを通じてインパクトのある体験を得られるよう顧客を支援している。これらソリューションプロバイダの中から、Alteryxの普及に貢献した企業を毎年選出して賞を授与している。

　今回、KCMEは21年に日本を含むアジア太平洋地域でAlteryxの普及につなげたパートナーに贈る「APJ Top Contributing Partner 2021」を授賞し、NTTデータは21年の公共分野の顧客に対して優れた成果を発揮したパートナーに贈る「Your Outstanding Business Growth in Public Sector 2021」を授賞した。

　KCMEでは、アルテリックスのエンタープライズセールスモデルをいち早く取り入れたことなどにより、アジア太平洋地域のリセラーの中で最多クラスのAlteryx販売数を達成した。特に、通信業界向けの拡販では大きな成果を残した。また、アルテリックスの運営するユーザー交流サイト「Alteryx Community」で活発なコミュニケーション活動を展開していたことも評価の一つとなった。

　NTTデータは、アルテリックスがフォーカスするエンタープライズ向け案件、特に公共分野の顧客に対する提案や受注が評価された。また、データ基盤やBIなどの各種ツールとAlteryxを連携させ、顧客のデータ分析、データサイエンス、そしてプロセス自動化のサポートなど、アルテリックスが目指す一連のデータ分析スキーム構築のプロジェクトで多数の成果を残した。