米セールスフォースは、SaaS型データ分析プラットフォームの次世代版となる「Tableau Cloud」を発表した。従来のSaaS製品「Tableau Online」をリニューアルするとともに名称を変更した。6月7日にセールスフォース・ジャパンが開催した記者向け説明会で、米本社のフランソワ・エージェンスタット・最高製品責任者(CPO)は、新規顧客の7割がクラウド版を選択し、オンプレミス版からの切り替えも進んでいると述べ「クラウドこそが私たちの未来だと考えている」と強調。クラウドでの製品展開を重視していく姿勢をあらためて明確にした。

 次世代版の特徴について、エージェンスタットCPOは「従来品より、さらにパワフルとなり、拡張性も高い」と説明。クラウド製品が選ばれている理由に関しては「インフラ管理の必要がなく、自動的に(性能や処理能力を)スケーリングできる。その時点での最高レベルのセキュリティにも対応し、新機能もリリースされた瞬間から利用できる」とした。オンプレミスやパブリッククラウド向けのユーザーへのサポートは「続けていくスタンス」としながらも、市場ニーズはクラウドへ強く傾いているとの見方を示した。