独Celonis(セロニス)の日本法人は12月21日、記者会見を開き、新製品となるプロセスマイニングツール「Celonis Process Sphere」について説明した。従来のツールでは難しかった、部門やプロセスを横断したマイニングが可能となり、全社的な戦略に基づいたプロセスの最適化を実現できるとした。
Celonis Process Sphereは注文受注や出荷、納品、請求書の発行などのプロセスが交差する領域のデータを連携させ、一元的な把握や部門を横断した全社規模の視覚化を実現する。非効率的な業務フローの発見や、業務が停滞する際に起きる問題の傾向を分析できる。現在はベータ版を提供しており、2023年中のリリースを予定する。
村瀬将思 社長
村瀬将思社長は製品提供の背景について「日本企業のビジネスオペレーションの課題は、部門ごとに各々のシステムやプロセスを抱え、個別の戦略をとっていることで全社のビジネス戦略と連携したプロセスの最適化ができなかったことにある」と指摘。また、こうした課題は「単一プロセスにしか適用できなかった既存のプロセスマイニングツールの課題と一致する」とした上で「複数部門にわたるプロセスは、改善活動の金脈だ」と語り、Celonis Process Sphereの有用性をアピールした。
独Celonis(セロニス)の日本法人は12月21日、記者会見を開き、新製品となるプロセスマイニングツール「Celonis Process Sphere」について説明した。従来のツールでは難しかった、部門やプロセスを横断したマイニングが可能となり、全社的な戦略に基づいたプロセスの最適化を実現できるとした。
Celonis Process Sphereは注文受注や出荷、納品、請求書の発行などのプロセスが交差する領域のデータを連携させ、一元的な把握や部門を横断した全社規模の視覚化を実現する。非効率的な業務フローの発見や、業務が停滞する際に起きる問題の傾向を分析できる。現在はベータ版を提供しており、2023年中のリリースを予定する。