「POWER EGG（パワーエッグ）」を開発し提供するディサークルと「SMART BankNeo」を展開する日本システム技術（JAST）の両社は4月3日、地域金融機関の営業力強化促進のためシステム連携を開始している。なお、ファーストユーザーには鳥取銀行が採用し、4月3日に利用を開始した。


　POWER EGGは、グループウェア・ワークフロー・Webデータベースの機能を有し、行内の情報共有や申請・報告業務の効率化、ペーパーレス化を推進する業務デジタル化ツール。一方、SMART BankNeoは、顧客管理・案件管理・行動管理機能を有する地域金融機関向けCRM。両サービスは多くの地域金融機関で採用されている。

　これまで、両サービスを利用する地域金融機関の営業店では、スケジュールや共通する顧客情報の二重登録が発生し手間がかかっていた。今回のシームレスな連携で、共通する顧客情報の一元管理が可能となり、二重登録の解消や登録誤り防止につなげることができる。また、スケジュールで効率的な計画立案が可能となり、大幅な業務効率化を実現する。