都築電気は4月18日、電子契約サービス「DagreeX」とグループウェア「IntrameriT」で、情報セキュリティマネジメントシステム（ISMS）の国際標準規格である「ISO/IEC 27001：2013／JIS Q 27001：2014」の認証を取得したと発表した。


　働き方の変化にともなう急速なクラウドサービスの発展や、それに比例するサイバーリスクの拡大、コンプライアンス意識の高まりなどから、企業にとって情報資産を守る重要性は日々向上している。こうした環境のなか、顧客に安心して同社サービスを利用してもらうため、今回の認証取得に至った。

　「ISO/IEC 27001：2013／JIS Q 27001：2014」は、情報の機密性／完全性／可用性を保護し、企業や組織が所有する情報資産を守るための情報セキュリティマネジメントシステムの国際標準規格。組織体制、リスクマネジメント方針の確立と運用について、公正・中立な第三者機関が審査し認証している。

　今回認証を取得したDagreeXは、電子契約と証憑書類の一元管理を通して、紙削減と業務効率化を支援するサービス。一方、IntrameriTは、累計500社・23万ライセンス以上の導入実績、20年以上の開発実績をもつグループウェアとなっている。

　認証の登録範囲は、東京オフィスの電子契約サービスとグループウェアシステムの開発、構築、運用保守。認証取得日は3月16日。認証機関はBSIグループジャパン。同社では、今後も適切な情報セキュリティマネジメントシステムのもと、安心・安全なサービスを引き続き提供していく考え。