エクセルソフトは8月1日、AIを駆使したリアルタイムでの英文コミュニケーション添削、校正ツール「Grammarly Business」製品のサブスクリプション販売を開始すると発表した。


　Grammarly Businessは、ユーザーが英作文中に文法やスペル、句読点、ワードチョイス、表現などに関して間違っている可能性があるものを自動的に検出し、それぞれ文脈に沿った修正内容を提案するツール。個人の文章の書き方やスタイル、癖を判断し、自己表現に最適な単語を探し出すことも可能。コミュニケーションの質、効率性、一貫性を向上することで、企業、組織、チームのビジネス目標の達成を支援する。

　プラットフォームとしては、ウェブアプリやデスクトップアプリ、またはChrome、Safari、Firefox、Edgeのブラウザー拡張機能、さらにはiOSやAndroidのアプリとして利用できる。

　これらの基本機能に加え、チームのライティングプロセスを高速化し、より重要性の高い仕事に割く時間の確保を促すスニペット（Snippets）、従業員一人一人の力を引き出し、一貫性のあるオンブランドコミュニケーションを実現するスタイルガイド（Style Guides）、チーム全体の語調を常に統一されたトーンと合わせることで、顧客にブランドイメージをよりよく伝えるブランドトーン（Brand Tones）、詳細な分析が表示されるダッシュボードとユーザー全員に毎週届く英語分析メールで、継続的な英語学習と成長をサポートするアナリティクス（Insights and Analytics）機能などを用意している。

　年間サブスクリプションは、TeamライセンスとEnterpriseライセンスに分かれている。いずれも5ユーザーが最小構成で、基本機能に加え、Enterpriseプランでは、ドメインコントロール、アプリコントロール、データ損失防止などのデータ管理機能、ガバナンス機能、開発元のソリューションエンジニアやカスタマーサクセスマネージャーによるサポートなどが含まれている。