また、生成AIと自動化の技術を活用してIT運用の高度化を目指す。具体的には、チャットボットを活用し、エンドユーザーからの問い合わせに対して自動応答することでオペレーターの負担を軽減する。運用・保守担当者への支援としては、インシデントへの対応の際、内容を生成AIで要約して担当者に伝えたり、最適な担当者をレコメンドしたりする。
ソリューションの提供にあたり、同社の技術だけでなくパートナー企業の技術も活用する。ハイブリッドクラウド基盤として「Red Hat OpenShift」を採用することで、「例えば、IBM Cloudだけでなく、Amazon Web ServicesやAzureなどのさまざまなクラウドやオンプレミスのサーバー群でもソリューションをお届けできるようになる」(二上執行役員)としている。