ソフトウェア協会(SAJ)の交流委員会は8月29日、東京都内で「第2回SAJ女性交流会」を開いた。29社33名の女性会員が参加し、今後の活動の方向性について議論した。
荻原紀男名誉会長
SAJの荻原紀男名誉会長は「女性が創る日本社会」と題して特別講演した。女性経営者に向けて「未来をイメージするためにたくさんの情報を得て、構想力を磨くことが大切」と語り、「また立ち上がれるのだから、失敗したっていい。どんどんチャレンジして失敗して、歴史に名を残すような女性経営者になってほしい」とエールを送った。
参加者は、女性交流会で行いたい活動について議論。「社内でロールモデルを見つけるのは難しく、活躍されている女性経営者の話を聞きたい」「女性管理職を目指していく人が増えるよう、若い人も気軽に交流できる会したい」などの意見が出た。
新たにSAJの理事に就任したストラテジットの加藤史恵社長、紀尾井町戦略研究所の古閑由佳・上席コンサルタント、エスペシャリィの小島彗来代表取締役の紹介もあり、それぞれ抱負を語った。
襟川芽衣副会長
女性交流会のリーダーで、SAJの襟川芽衣副会長は、女性が気軽に参加し、SAJの活動に興味を持ってもらうきっかけになればと思い交流会を立ち上げたとし「ここで交流を重ねてビジネスにつなげてほしい」と話した。
次回は2025年2月の開催を予定している。