SB C＆Sは、米Kandjiとディストリビューター契約を締結し、Appleデバイスの管理・セキュリティープラットフォーム「Kandji（カンジ）」の取り扱いを5月23日に開始した。

　今回、SB C＆Sが取り扱うKandjiは、モバイルデバイス管理（MDM）とエンドポイントセキュリティー（EDR）に特化したAppleデバイス専用のソリューション。Appleの自動デバイス登録（ADE）と連携し、アプリの配布や初期設定など150以上ある自動化テンプレートを利用して、IT管理者の工数を大幅に削減する。また、Mac向けに設計された保護機能によって、サイバー攻撃などの未知の脅威が発生する前に阻止し、既知のマルウェアから守る。

　Kandjiは、Appleデバイスの利用率の高いスタートアップやソフトウェア開発などのIT企業をはじめ、クリエイティブ業界、学習ツールとして配布している教育機関、セキュリティー要件が厳しい金融・保険・医療業界などにも適している。

　今後、SB C＆Sは、全国約1万3000社の販売ネットワークを活用して、Kandji製品の提供を推進し、企業の効率的なIT運用をサポートしていく。