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日本IBMと東京大学、東大が156量子ビットのプロセッサー導入 スパコンとの接続で大幅な性能向上へ

2025/05/29 09:00

週刊BCN 2025年05月26日vol.2060掲載

 日本IBMと東京大学は5月16日、東京大学が量子イノベーションイニシアティブ協議会(QII)のメンバー向けにアクセスを提供する「IBM Quantum System One」に、最新の156量子ビットのプロセッサー「IBM Heron」を導入すると発表した。2025年後半の導入を予定しており、大幅な性能向上に加え、スーパーコンピューターと接続することで、より高度な計算問題の探求が可能になるという。

 Quantum System Oneは、21年に27量子ビットのプロセッサーで設置され、23年に127量子ビットのプロセッサーに更新、今回が2回目のアップデート。IBMはグローバルでHeronを導入したシステムを4機展開しており、従前と比較してエラー率が3~4倍改善されるなど、性能は大幅に向上している。

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外部リンク

日本IBM=https://www.ibm.com/jp-ja

東京大学=https://www.pp.u-tokyo.ac.jp/