取締役専務執行役員の村田将輝・テクノロジー事業本部長は、企業のシステムはクラウドやSaaS、AIの活用によってツールが乱立して「複雑度、無秩序さ」が増しているとし、安定的なシステム稼働には自動化が必須だと指摘。IBMではアライアンスを重ねることで能力を拡張しており、一連のシステム運用を包括的に自動化・高度化できるとした。レッドハット日本法人常務執行役員の三木雄平・技術営業本部長、ハシコープ日本法人の伊藤健志ディレクターも登壇し、IaC(Infrastructure as Code)ツールの「Ansible」(レッドハット)と「Terraform」(ハシコープ)の補完的な連携について紹介した。