Skyは、営業名刺管理の最新バージョン「SKYPCE Ver.4.1」の販売を6月24日に開始した。

　「SKYPCE」は、組織全体で名刺情報を共有することで安全・効率的な名刺管理を支援する。99.9％の正確性が担保された名刺データや、毎日の営業活動を見える化できる仕組み、信頼性の高い企業データベースなどを兼ね備え、日々の営業活動をサポートする。

　今回の最新バージョンでは、名刺情報を起点に営業メールを一斉配信できる機能を強化。デザイン性の高いメールをノーコードで作成したり、URLのクリック率を実際のメール文面上で確認して効果測定ができる仕組みを搭載した。また、SKYPCEで記録した顧客ごとの営業活動履歴を他社サービスでも活用できるように連携を強化するなど、さらに使いやすいサービスへと進化した。

　主な機能強化点としては、一斉メール配信機能の文面編集が、より便利で簡単になった。複雑なソースコードを入力しなくても、ドラッグ＆ドロップで要素を挿入するだけで、デザイン性の高いHTML形式のメールを手軽に作成できる。

　配信した営業メールに記載されたURLのクリック率を、実際のメールの文面上で視覚的に確認できる。URLを記載する位置や方法を変えてABテストを実施し、効果を測定するなど、リード獲得に向けたデザインの改善に活用することができる。

　営業活動の状況を記録した「活動記録」のデータを、SFAやCRMなどの他社サービスで活用できるように連携用APIを強化。これまでの名刺情報に加えて、活動記録も各サービスで取得し、状況把握や分析などに役立てることができる。

　そのほかの新機能・改善機能は、「企業データベース（東洋経済新報社）の表記・UI改善で情報がさらに閲覧しやすくなった」「活動記録に非公開名刺を登録しないようにラベルや警告メッセージを表示」「Salesforceとの連携でLightning Platformに対応」など。