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セイ・テクノロジーズ、「SSD-assistance」がCisco Catalystシリーズに対応
2025/08/25 15:50
SSD-assistanceは、サーバー、パブリッククラウド、ファイアウォールの設定情報をもとに、パラメータシートや完成図書などの設定仕様書を3ステップで自動生成するサービス。2018年のリリース以来、Windows、Linux、VMware、Amazon Web Services、Microsoft Azureなど、対応プラットフォームを継続的に拡充しており、「誰が作業しても同品質の設定仕様書を生成できる」という特徴によって、エンジニアが日々直面するルーチン業務の自動化や標準化を実現する。
これにより、ドキュメント作成にかかる工数や属人化の課題を軽減し、高度な専門スキルを有する人材(希少リソース)への業務集中を回避。現場のボトルネックに過剰な負荷がかかることを防ぎ、チーム全体の「全体最適」な業務遂行を支援する。
SSD-assistanceはこれまで、多くのユーザー企業から、「ネットワーク機器にも対応してほしい」「構成情報の読解が特定の担当者に依存しており、属人化が課題である」「Ciscoスイッチの設定内容を自動でドキュメント化したい」などの要望や悩みの声が寄せられていた。
今回、こうしたニーズを踏まえ、新たにCatalystシリーズ(L2スイッチ)への対応を実現した。このバージョンアップでは、長年に利用されてきたCisco Catalyst 2960シリーズ(IOS 15.2.x)や、現行モデルであるCisco Catalyst 9200シリーズ(IOS XE 17.12.x)に対応している。
設定出力の差異にも対応しており、旧機種と現行機が混在するネットワーク環境でも、設定仕様書を一括で自動生成できるようになった。これにより、ドキュメント業務の属人化解消と大幅な効率化が可能となる。さらに、プロジェクト納品物の作成はもとより、既存ネットワーク環境の棚卸、障害発生時の設定確認、証跡資料の整備など、さまざまな業務シーンで活用できる。
近年、システムの構築・運用での工数削減や自動化のニーズの高まりを背景に、構成管理ツールとの連携による業務効率化の取り組みが広がりを見せている。SSD-assistanceでも、Catalystシリーズへの対応を皮切りに、構成管理ツールとの連携強化を目指して取り組んでいく。
「Cisco Catalyst設定仕様書」は3ステップで、誰でも簡単に生成が可能。利用に際しては専用ツールのインストールが不要で、顧客先のクライアント端末上でもそのまま利用できる。生成された設定仕様書は、編集可能なMicrosoft Excel形式(.xlsx)で出力されるため、そのまま納品・報告・共有が可能となっている。
なお、無料オンラインセミナー「全体最適は“設定仕様書”から始まる!業務標準化が組織を変える、脱・属人化の実践セミナー ~Catalystを含む環境でも活かせる、標準化と全体最適の第一歩~」を9月11日15時から開催する。セミナーでは、「設定仕様書」をきっかけに業務を見直し、標準化と仕組み化によって“全体最適”へと進む第一歩を提案する。SSD-assistanceの概要を紹介するとともに、新たに対応したCisco Catalystシリーズの自動生成デモも行う。
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外部リンク
セイ・テクノロジーズ=https://www.say-tech.co.jp/
シスコシステムズ=https://www.cisco.com/jp
「SSD-assistance」=https://www.say-tech.co.jp/product/ssda
「無料オンラインセミナー」=https://www2.say-tech.co.jp/ssda-introduction-overall-optimization