アイティフォーは、9月3日に開催した従業員向け睡眠セミナーが盛況のうちに終了したことを発表した。

　同社では従業員の心身の健康増進を目指し、今年度から睡眠に対する施策を開始している。今回のセミナーは、その一環である睡眠習慣改善プログラム「SLEEP UPGRADE」の第1ステップとなる。当日は75％以上を占める350人以上の従業員が参加した。東京大学発のスリープテック／ニューロテックスタートアップのACCELStarsの協力のもと、睡眠のメカニズムや実践的な睡眠改善策について学びを深めた。

　同社は「人財の深化」を重要課題とし、従業員の健康のための各種施策に取り組んでいる。健康リテラシーの向上の施策として、従来は運動、食事、禁煙が多かったが、睡眠は自己肯定感、病気のリスク、仕事の生産性にも影響することが科学的にも立証されており、プレゼンティーイズム・アブセンティーイズムの改善への効果が高いといわれていることから、睡眠施策から展開することとし、6月からパワーナップを推奨。今回、睡眠に課題を感じている、または自身の睡眠課題に気づいていない従業員をサポートする睡眠習慣改善プログラム「SLEEP UPGRADE」を開始した。従業員一人一人が自身の睡眠を見直すきっかけを提供し、健やかに働ける環境を整備することで、企業全体の成長につなげることを狙いとしている。

　今後は、「SLEEP UPGRADE」による睡眠改善施策のPDCAを回して定着・習慣化し、従業員が健康で力一杯働くことができる企業の実現を目指す。